札幌駅から新千歳空港へのアクセスの鉄板はJRの快速エアポート！観光で北海道に来た人は特に利用が多いと思いますが、JRはしばしば運休します。雪、暴風、沿線火災、視界不良などなど…。道外への交通手段は飛行機がほぼ必須ですから乗り遅れるわけにはいかない！そんな時、札幌から空港への交通手段代替案まとめです。
JR代替交通手段
＜タクシー（定額）＞
速達性：★★★ 費用負担：＄＄＄
概算時間：55分 概算料金：10,000円
・札幌駅前からタクシーを拾って飛び乗る！これが何より早くて確実です。
札幌駅前のタクシーは大方が新千歳空港までは定額運賃を導入しています。(必ず乗車前に確認！)大急ぎなら一人で飛び乗るもよし、バス乗り場などには並んでいる人から乗り合いしてくれる人を募って行くもよしです。4人で乗れば１人2500円ほどで空港まで行けます。
＜地下鉄＋タクシー＞
速達性：★★ 費用負担：＄＄
概算時間：70分 概算料金：8,500円
・次は地下鉄で移動してからのタクシー移動です。なぜ、地下鉄で先に移動するのか?
その大きな理由は「タクシー料金が安くなる」ことです。札幌中心部から、空港寄りに移動すると、定額料金は各社2000円ほど安くなります。ねらい目は「新札幌駅」です（下の図では厚別区にあります）。高速のICも近いですし、もしJRが再開すればJRにも乗れます。大きな駅なのでタクシーも多いですし、地下鉄移動の間にタクシーを予約しておいて乗るのもスムーズです。また、冬場にしないが雪道で混雑しているときは、高速近くまで地下鉄で移動するのは鉄則です。
＜レンタカー＞
速達性：★★ 費用負担：＄＄
概算時間：75分 概算料金：5,500円
・意外と気が付かない代替手段がレンタカーです。日本随一の観光地である北海道・札幌は札幌駅周辺にたくさんのレンタカー会社と台数があります。
手続きを10分ほどで済ませられれば、タクシーよりも少し時間がかかるぐらいで移動できます。車もコンパクトーなどであれば3時間枠ぐらいを借りれば十分なので4000円ぐらいで足りると思います。
そして、ポイントは「札幌→新千歳空港では乗り捨て料金が掛からないことが多い」ということです。普通は貸出店舗と返却店舗が違う場合乗り捨て料金が掛かりますが、多くのレンタカー会社では札幌市内と新千歳空港を同エリア内とみなし乗り捨て料金不要としているところが多いと思います。ガソリンと高速料金も1500円ほどだと思うので、グループでの移動などでは選択肢としてはありかもしれません。
注意すべきポイントは、「新千歳空港まで直接はいけない」ということです。
新千歳空港ターミナルビル前の車道は駐車禁止区域のため、車の引き渡しは行なっていません。各社とも専用バスにて送迎しています。いずれも近くの営業所から空港までは10分ぐらい見ておけば十分です。
＜空港連絡バス＞
速達性：★ 費用負担：＄
概算時間：80分 概算料金：1,100円
・JRが止まった時、誰もがまず考えるのは空港行きのバスです。札幌駅のすぐ前から出ているので、すんなり乗れるのであればこれ以上の選択肢です。
しかし、エアポートが止まり、多くの人がJRからバスに流れると、たちまち大行列が出来上がります。１台のバスに乗車できるのは約50名ほどです。高速に乗るので補助席は原則使用できません。行列があまりにも長いのならば、飛行機の時間と相談しつつ他の選択肢を検討することも重要かと思います。
＜地下鉄＋空港バス＞
速達性：☆ 費用負担：＄
概算時間：120分 概算料金：1,500円
・バスも地下鉄との組み合わせ技が有効な選択肢となります。
「なんでわざわざ地下鉄で移動してバスに乗るの？」と思う人は多いのではないでしょう か。駅前からバスに乗る人が多くなければ問題ありませんが、電車がストップすると大量の人がバスに流れます。電車1編成はバスの10倍以上人が乗れます。2〜3時間も快速エア ポートが止まれば、札幌駅前のバス停にものすごい行列が出来ます。札幌駅前も10〜15分 に一本は空港バスが来ますがとても追いつきません。何時間も並ぶのであれば、始発・経路が異なるバスを利用するのが賢明です。
【おすすめのバス停】
１．地下鉄北24条駅
２．円山バスターミナル（円山公園駅）
３．地下鉄真駒内駅
上記のバス停（駅）は、いずれも始発（もしくは2つ目）で、１時間に1,2本は便があるので乗車しやすいと思います。夕方からはバスがなくなるので、時刻表をよく確認して行動してください！
まとめ
JRが止まった際の選択肢は、「バス」「タクシー」「車（レンタカー）」のいずれかとなります。繁忙期、特に冬場だと札幌駅周辺は混乱状態になるので、地下鉄での移動なども組み合わせつつ、飛行機の時間に間に合うよう冷静に選択することで、安全・確実に空港へ移動してください。